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Supreme 2018SSの立ち上げでSupremeコレクターとか若手バイヤーに出会った話

2018年02月16日(金)


どうも、元海外バイヤーのKei(@gmnyc_k)です。

今週頭に「Supreme 2018SS人気アンケートと商品まとめ」や「Supreme 2018SS人気アンケートとルックブック」でも紹介したSupreme 2018SSのコレクション商品が発表され、ニューヨークで2/15に立ち上げがありましたので、そのレビュー記事を書きたいと思います。

前回のコレクションは「2017AWのSupremeの立ち上げがどんな感じかニューヨークの店舗に見物に行って来たよ」で紹介していますが、この時のSupremeの立ち上げとまた雰囲気が少し違った2018SSで、会員Lineグループでもその違いをシェアしましたが、もうSupremeは数年前のようなストリートっぽい並びではなくなったのが率直な意見です、安全だけど面白くない。

2017AWのSupremeの立ち上げがどんな感じかニューヨークの店舗に見物に行って来たよ

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だけど、この不思議な雰囲気は現地にいないとイメージしにくいかもしれないけど、写真と動画を使って出来る限りイメージしやすいようにします。あとSupreme 2018SSの立ち上げだけのレポで行ったつもりだったのですが、


19歳のNYU大学に行ってる若手転売ヤーのローアン君と


SupremeコレクターのGutsさんと仲良くなって色々情報交換させてもらいました。その話も含めてSupreme 2018SS立ち上げの感想を紹介します。今回のSupremeの立ち上げは「マンハッタンのSupreme」「ブルックリンのSupreme」「Dover Street Market」の3箇所全て回りました。

それぞれの立ち上げの雰囲気も一緒に紹介します。



Supreme 2018SS立ち上げ


Supremeの立ち上げは「マンハッタンのSupreme」「ブルックリンのSupreme」「Dover Street Market」の3箇所であるのですが、2018SSでは2017年の「2017AWよりニューヨークのSupremeの並びの抽選方法がオンライン抽選に変更になりました」で紹介した抽選方法と同じ感じで、前日に自分の番号と並ぶ店舗がわかる感じです。



青:マンハッタン(274 Lafayette St, New York, NY 10012)
紫:ブルックリン(152 Grand St, Brooklyn, NY 11249)
緑:Dover Street Market(160 Lexington Ave, New York, NY 10016)


今回は「ブルックリン」→「マンハッタン」→「Dover Street Market」→「ブルックリン」の順番に回ったので順に紹介します。

実際に去年のSupreme 2017AWの立ち上げに並んだ知り合いのバイヤーは150-200番の間でマンハッタンの店舗に入店したのが夜の8時でした。今回はどんな感じなのか…

Supreme 2018SS前日



前日は店舗の中が確認できるかな?と思ってマンハッタンとブルックリンの店舗に行ったのですが、外から店内が見えないようになっていました。ブルックリンの店舗は入り口が1つしかないはずなので7時には店舗には誰もいない状態(準備完了)で、マンハッタンはまだ陳列作業をしていました。

SupremeがVIPや友達用に抜いてる話は「チップをスタッフに払えばプレ値スニーカーが定価で買える?現場を見た海外バイヤーが真実を語る」で紹介しましたが、横流しはニューヨークでは当たり前です。

今のオンライン抽選スタイルに変わってからは前日か当日の朝にピックアップに来ていると言われていたので両方の時間帯を見に行ったのですが、夜はこんな感じなんで多分ないでしょうし、

Supreme ブルックリン店舗立ち上げ


Supremeは毎回11時オープンで11時前にオープンした経験が自分が並んだ中ではなかったので10時前に行けばいいかと思い、家を9時頃に出ました。これまたビックリなのですがUberでSupremeのブルックリン店舗に向かう間に1人の女性が相乗りしたのですが、


まさかのバイヤーをしている29歳のタイ人の女性でした!

タイでは関税の問題でアメリカで売るよりも高くは売れるけど、手間がかかることからアメリカ国内のみで販売をしているらしく、「eBayで販売しているの?」と聞くと「スニーカーの価値は株と同じ?その時の価値に合わせて購入できるStockXの使い方」でも紹介したStock Xで販売をしていると言っていました。

理由を聞こうと思った頃にSupremeのブルックリン店舗に到着しました。彼女の友達は10番台を当てたみたいで、彼女は彼にお願いして何かを買ってもらうと言って何処かへ消えました。


9:40分あたりにブルックリンの店舗に到着したのですが、ちょうど準備が終わった感じで並びもまだなかっただったので20分ほどカフェでゆっくりして戻ると、


さっきまでなかった並びが出来ていました。

1人で上の動画を撮っていると1人のアジア人っぽい若者がこっちに歩いてきたので、彼に「何番の番号もってるの?」と聞くと「友達が16番を当てて、彼に何点かお願いしてるんだけど…彼9時から並んでるらしいんだよね。ほら、あそこにいるよ。」と指差す報告をみると1人のアジア人が手を振ってた。

心の中で「うん?20分前に来た時は列なかったけど…?」と思ったけどスルーして、これは写真を撮るチャンスだと思って、「彼が買った商品を写真を撮らせてくれないか?」と相談したところOK。

気分良く数分程度の予定で店の向かい側で立っていると数人の警察官がこちらに来て、

「お前ら、どっか行け」と一言。



「え、どこに行けばいいんだよ…」と思いながら、Supremeの店舗の向かいからオレンジの方向に移動したら、後ろから警察官が4名ついてきて、「もっと向こうにいけ!」と言われて、黄色の線の方向に移動させられて、さらに2人の警察官に「もっと向こう」と言われて緑のラインに行ったら、「このブロックまでは止まっちゃダメ、もう1つ向こうのストリートにいけ」と言われて、紫の方向に移動。

Supremeのブルックリン店舗から遠すぎだろ、ココ!あと、警察官何人いるんだよ!(上の地図の10個の青の印が警察官の配置)

イライラしながらが時計を見ると10:18、約20分経ったけど特に連絡はないみたい。


まぁ暇だったので、彼にバイヤーのことを色々聞きました。

一番興味深かったのが彼もまたStock Xを使って販売していたということでした。理由を聞くと「Stock Xなら値段も相場がわかるし、買い手とのマッチングもSupremeみたいな売りやすいブランドは入荷したら、すぐに売り飛ばす。それに鑑定付きだから相手も安心だろうし、こっちもeBayよりも税金も安いからStock Xを使う価値があるんだよね。写真も値段も考えなくていいのは楽だよ。それに毎週こんな簡単に大金が作れるとか初めて半年だけどビックリしているよ」と19歳っぽくない発言をしてビックリしました。

確かに彼のいう通り「写真撮影」「値段決め」という一番めんどくさい作業が省かれているStock Xは確かに今のファーストファッションの流れにはぴったりのサービスかもしれない。写真なんて撮っている暇はSupremeバイヤーにはないからね。

そんな話をしながらも時計を見ると11時に近づいていた。たった10組さばくのに1時間かかってるSupremeの立ち上げの恐怖を感じました。もし自分の番号が200番とかだったら何時に店の中に入れるのか...


そして彼が友達がカフェに来たと言ったので、近場のカフェに行くとバイヤーがたくさん!


驚いたのがほとんどが中国系の若い子ばかり。

これはSupremeだけに限らず、最近は「並びの若年齢化」が進んでいる。


もう1時間近く話したローアン君とは仲良くなって、帰りも一緒にuberでマンハッタンのSupremeに行くことに。その時に「並びの若年齢化」について聞きくと彼が通うNYU大学でも転売などで短時間で高時給の転売ビジネスは人気でオンライングループが存在するらしく、そこで「2017AWよりニューヨークのSupremeの並びの抽選方法がオンライン抽選に変更になりました」で紹介したオンラインの順番をグループ全員でチャレンジして、番号が取れた人の授業出席を他の人がカバーして、番号が取れた人で買い付けをする(予算がなければ借金)など頭を使って転売ビジネスをやっている学生が多いみたいです。

そんな話やマーケティングの話をしているとマンハッタンのSupreme近くに。

Supreme マンハッタン店舗立ち上げ


ソーホーにあるSupremeマンハッタン店舗の立ち上げも静かでした。

いつもは購入者で溢れ出るストリートが警察官が6人くらい配置されたことでSupreme周りは2列のみの並びのラインができており、順番に入場していました。なので、特に争いごとも転売ヤーが溜まっていることもありません。逆に止まっていると警察に怒られます。


みんな買ったらサッと帰っていっていましたが、これはすごい気持ち悪い感じがします。

いつもなら外で自慢しあったり転売などの光景が見られるのですが、2018SSでは全く見られませんでした。


2年前にマンハッタンの店舗でSupremeの商品を買い付けしていた時は買えなかった商品があれば、Supremeの店舗の1ブロック先にあるストリートで買ったばかりの商品がネットで購入するより少し安いくらいの値段で取引されていたけど、上の写真は今夏の立ち上げ後のいつもなら賑わっているストリートの写真です。

2017AWのSupremeの立ち上げがどんな感じかニューヨークの店舗に見物に行って来たよ」の時も1ブロック先の場所では転売はされていましたし、上の写真の場所でも少しですが転売していました。

なんで今回は彼らがいないのか?

外での転売はアメリカでは違法です


あまり知られてないですが、外での現金での直接の売買はアメリカでは犯罪です。実際に自分もAir Jordan 1の何かの発売の時に店舗の外で転売ヤーから購入をしようと思ったら近くにいた警察に「そのお金を彼に渡したらココで捕まえるかなね?」と言われた経験がある。

つまり、税金を払わないで手渡しで転売価格で売買をすることが違法なんです。(当たり前)

そして、2017AWから警察の配置人数が明らかに増えました。というか、2016AWは記憶が正しかったら警察はいなかった気がする。それがたった2年で警察が10人以上配置する立ち上げになっているというのが今のSupremeの現状です。

なので、必然と外で販売するバイヤーがいなくなったというのが自分の中での答えです。

Supreme Dover Street Market立ち上げ


Dover Street Marketが一番楽しかった(笑)


彼らはたまたまuberで降りた場所にいた人たちで今週の発売アイテムを持っていたので声をかけるとSupremeのコレクターってことを知って、写真をお願いして色々話してるうちに意気投合。

実はコレクターはコレクター同士の繋がりがあるみたいで、どこの店舗が在庫が一番多く入るか毎週情報が入っているみたいで、今週はDover Street Marketが多いって聞いてマンハッタンに抽選したらDover Street Marketが当たったみたいでした。


黒の彼が今持っているショップ袋の中だけで1000ドル以上は超えているのですが、全てコレクションとのことです。彼曰く、やっぱりDover Street Marketは結構在庫があったのとスタッフと仲良くなって商品を数点取り置きしてもらったみたいでした。こんなところでも横流しがあったとは…

そんな動画撮影をしている時に10代後半の若者が自分たちのところにきて「そのSupremeは転売?もし転売なら売ってくれる?」とコレクターの彼に言って、彼は「俺はSupremeコレクターだよ」とはっきり言ってる顔がなんか素敵でした。

好きなものを毎週コレクションするのは最高だって話も心に残っています。


彼らも疲れたので家に帰るということだったので、自分も夕方再度ブルックリンの店舗に行くことを決めて帰宅。


そして、夕方6時30分にSupremeブルックリンの店舗に向けてuberで出発して、ブルックリンの店に到着すると


7時の時点で140番台がまだ並んでいました。

今夜で何番まで行くかわからないですが、残った番号は明日に引き継がれるのか、それとも明日は普通に朝一の並び順なのかわからないですが明日も荒れそうです。

今回のSupreme 2018SSの立ち上げの感想


今回の立ち上げで唯一見ることが出来た外での売買は1回。しかも、おじさんが10代の若者に転売価格で買うというレアなシーン。

この後おじさんと話をしたのですが、「田舎に住む息子に今日の立ち上げ日に付近にいることを伝えたら写真が送られて来て、近くのカフェに転売ヤーがいるから彼らから買ってくれって言われたんだよね。彼らに声をかけてバックと交換に200ドルを渡して、値札をみると倍以上の値段がついてて、彼らに確認したね。「正気か?」と(笑)まぁこれが今の時代(スニーカーゲーム)なんだね」と笑っていたのが印象的でした。

そして、彼が最後に「10代の若者があんな一瞬で200ドルを稼ぐなんて、すごい時代だ」と言った時はお互い目を合わせて笑ってました。そんな時代なんですよ。

※この記事は2018/02/16に公開した情報になります。
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